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05/19 sun ...... 「Act 2」
こんにちは!
今週のブログを担当するのは、ドリスカルーキーのかずきです!
今週は外部スタッフの方々にお越しいただき、パーカッションセクションのメンバーオーディションを行いました。
緊張の面持ちで参加したメンバーたち、中には希望と異なるパートをお願いされたメンバーもいましたが、それでもドリスカのためを想い、快く引き受けてくれたメンバー達のおかげで、今年も無事にシーズンの第一歩を踏み出すことができました。
また他のセクションにも続々と素敵なメンバーが入団しており、結成20年目にふさわしい幕開けとなりそうです!
最高に熱いドリスカに乞うご期待!
さて、好きに書いて良いとのことなので、ここから私自身のことについて、少し綴っていこうと思います。
あいにく文才には恵まれなかったもので、大変まとまりのない文章となってますが、ぜひお付き合いいただければ幸いです。
まず私がドリスカに入団するきっかけとなったのは、我らがリーダーやんまあから、3月の演奏会に出ないかとお誘いいただいたことです。
そんなゆうたさん(やんまあ)との出逢いは、今から5年ほど前。
当時の私たちはアメリカで別々のチームに在籍していましたが、たまたま大会の後に交流する機会があり、両チームのスネアメンバーで集まっていました。
ただなぜかこのとき、お互いを日系アメリカ人だと勘違いしていて、拙い英語で自己紹介なんかしたりしました。
それから2年後のこと、私がとあることで少し困っていた時、これまたアメリカの空港でたまたま出逢い、助けてもらった恩人なんです。ほんと頭が上がりませんね。ちなみに、そのとき初めて日本語で話せました。
もともと私は、九州に縁もゆかりもない人間だったのですが、ひょんなことから福岡に移り住むこととなり、、、
ただ、本当はもうプレイヤーなんてやるつもりは毛頭ありませんでした。
その理由も、完全燃焼とかそんな響きの良いものではなく、もっとネガティブなものでした。
8歳で初めてスティックを握ってから、日本では名だたる学校や一般団体でそれなりの経験をして、アメリカでも辛酸を舐めながらも最後は1番憧れていた場所にいけて。
当時から周りの人や環境には、かなり恵まれていた方だと思います。
ただ、あの頃はがむしゃらに夢を追いかけていればよかったのですが、
夢を叶えたあとはどうなるのか、考えてもいませんでした。
2021年にDCIをage outしてからというもの、私はどこへ向かうべきなのか迷子になっていました。
10年以上の間、たったひとつの夢だけを追いかけて、そのためにいろんなものを犠牲にして。
それだけ大きな夢だって、叶えてしまうと跡形もなくなってしまうんですよね。
当時の私には、それに代わるほどのなにかを見つけられず、ただ惰性で日々を過ごしていました。
このまま第一線で続けていたって、なにも残せないし、未来あるこれからの子達の邪魔をしてしまうのではないかと。
だから少しでも良い思い出として残せるうちに、もう辞めてしまおうと思っていたんです。
でも福岡に来てからは、ゆうたさんだけでなく、小学生の頃からお世話なっていた人との再会や、他にもたくさんの不思議なご縁に恵まれ、またドリスカメンバーの暖かさに触れ、
ここなら、当時の私には見つけられなかったものを見つけられるかもしれない。
そう思い、もう少しだけやってみようと入団を決意しました。
縁とは不思議なもので、数年前には想像もしなかった、えもいわれぬ出逢いに恵まれ、
私の居場所はここなんだと教えられたような気がします。
年齢も性格も違う、抱えている事情も違う、そんな普通に生きてきたら到底巡り逢わない人たちが集まって、同じ目標に向かって切磋琢磨しているのって、本当にすごいことですよね。
そんな素晴らしいチームで、第二の舞台に立つ機会をいただけたからには、最高のカーテンコールで終われるよう、1年間突っ走ろうと思っています!
なんだかダラダラと綴っていたら、とんでもない長文になってしまいましたが、、、
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!感謝感激感無量です!
それでは、今年のドリスカをお見逃しなく!