"突然ですがドリスカの正式名称を知っていますか？"

こんにちは、ドリスカで先日有難いことにベストコメディアンとベストマッスルの称号をいただきました。チューバの帆士です。
冒頭の言葉は当時僕が高校3年生の頃に、ドリスカの見学に行った際に団長の池田さんが言った一言です。今からながーーーーーい文章でこの言葉についてと、僕がドリスカに入ったきっかけを話していきたいと思います。覚悟しておきなさい。

「ドリスカの正式名称を知っていますか？」
この言葉を聞いたのは2015年、ドリスカが「adventure」をした時です。当時僕はとある先輩に連れられてドリスカに行き、大編成のマーチングバンドの凄さに魅了され、取り憑かれたように練習見学に行ってました。あの言葉を聞いた時、
「……fukuoka dream scouts performance corpsですよね？全国大会1週間前に急に何の話だろう？」と思ってたんです。でも、そこには団長の池田さんの熱い想いや願いが込められていました。

「そう、僕達ドリスカの正式名称は『FUKUOKA DreamScouts performance corps』です。Drum and bugleじゃありません。僕達ドリスカは『夢を表現する』。そして、その夢を、僕らの想いをお客さんに届ける。ドリスカとはそういう団体なんです。」

泣きました。心の琴線ベンベケ弾かれました。確かにperformanceとついてるのはドリスカだけです。(僕の知ってる限りでは)でも何かいい感じの語呂だったからつけたんだろうな、とかそのくらいの気持ちでした。しかし、そこには深い意味と想いが込められていたんです。

そこから僕はドリスカのファンになりました。過去の動画を見漁って、完全にオタクです。取り返しがつかなくなって低速に何度もなりました。
そして、絶対にこんなに暖かく、そして熱い想いを持ったバンドはない！絶対に入りたい！！と思うようになりました。

それから僕は大学生になり、某環太平洋大学に入学して技術を磨きました。そして、沢山のことを学んで、今このドリスカにビジュアルに関するリーダーをしてます。光栄なことです。こんな場を与えてくれたドリスカの方々には感謝しかありません。マジでありがとう。

ドリスカには本当に幅広い年代の人達がいます。そしてその一人一人が「見ている人達に夢や想いを届けることが出来るように」毎週日曜日に必死で練習してます。こんな僕の話も沢山聞いてくれます。ありがてえね。

ねえ、このブログ読んでるそこのあなた。ドリスカってこんなバンドなんです。どこよりも心暖かいバンドだって思ってます。間違いありません。
「楽器したいけど、体力がさ〜…」「マーチング好きだけど、ブランクあるし…」「お金とかも結構かかるしさぁ…」気持ちは分かります。

でも。

楽器を好きな気持ちがあるなら、マーチングが好きなら、お金やブランクが気になっても、木管奏者だったとしても、絶対に入って欲しい。だってこんな体験、ここじゃなきゃ出来ないぜ？マジでさ。

今このブログを読んで、気持ちが揺らいでるあなた。奥底にある火がまた灯り始めてるあなた。さあこの流れで見学申請しちゃおうぜ。大丈夫です。きっとあなたの望んでる最高のメンバーが待ってます。

やろうぜ。ドリスカで。

しようぜ。マーチング。

















(ｷﾏｯﾀｧ……)